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和太鼓ユニット「RAHULA」がつづる日々の日記
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「こはるのよりみち」
第一話「カラスが笑う」
この曲は日ごろ大変お世話になっている
さをり織り教室「みはらておりひろば」の米田先生の
facebookの投稿よりインスピレーションを受けて
作った曲です。
いつも米田先生からは障害者支援だったり、ぱれっと革工房の製品の
アイデアだったり、生きる方向を正してもらったりしています。
そんな米田先生の投稿、愛猫のわさびが
窓から空を見上げている画像と共に、
「この頃、空を見上げることの多い家の猫
 鳥たちが巣作りに忙しい季節だからね、

 あんたも空を飛びたいか?
 ブンナ蛙のように、まだ見ぬ世界まで行ってみたいか?
 翼があったらいいね。

 世界中の人々が、争いの無い世界へ飛んで行ける。
 そんな翼があったらいいのに。」
という投稿でした。
米田先生無断引用ありがとう(笑)
これ見た時になんかとても心が揺さぶられたと同時に
「ブンナ」ってなに?と思いました。
先生に聞くと、
水上勉さんの「ブンナよ、木からおりてこい」という児童書を
教えてくれました。
早速ネットでポチ。
内容は
「トノサマががえるのブンナは、跳躍と木登りが得意で、
 大の冒険好き。高い椎の木のてっぺんに登ったばかりに、
 恐ろしい事件に会い、世の中の不思議を知った。
 生きてあるとは、かくも尊いものなのか。」
引用:新潮社解説より
読んでみてとても良かったです。
たくさんの生き物が登場しますが、
みんな人間らしく尊敬したりひがんだり悔しがったり
裏切ったりするのです。
椎の木のてっぺんで起こったことは是非読んでいただきたいです。
読んでみてもちろん生きていることの素晴らしさは感じましたが、
もう一つ、ウクライナでの戦争が始まった頃でしたので、
人間の愚かさを感じました。
弱肉強食ってちょっと酷いようにも聞こえますが、
生き物にとってみたら、食べる分だけの命を奪っているだけなんですよね。
人間は人間を自分の思いと違うだけで殺すことができる。
そんなことをずっと変わらず繰り返している。
たくさんの生き物からのたくさんの矛盾の投げかけ。
その中でも一番の矛盾、食べること以外で命を奪うこと、
これは生き物たちには理解できない意味のないことでしょうね。
なんて愚かなことをしているんだ人間は、と笑っている。
そして笑われながらも、明日も生きなければいけない人間。
そんなことを思いながら歌詞を書きました。

曲の雰囲気、歌詞共に今までの鼓巴流楽団には無い曲になりました。
歌詞で「お前」と書いたのも初めてですね。
曲の流れはA→B→A→B→C→サビとサビ一回だけの流れにしてみました。
サビの歌詞以上の歌詞が浮かばずというのが本音です。
Cでピアノ伴奏のみというのも少し珍しい展開かな。
ABとCとサビのバンド編成が全部ちがうので、
マスタリングでとても苦労しました。

「こはるのよりみち」の一曲目、
鼓巴流楽団がよりみちして平和とは?と思い出来た曲「カラスが笑う」
ぜひゆっくりと聞いてください。

#和太鼓 #三線 #バンド #鼓巴流楽団 #RAHULA 
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プロフィール
HN:
RAHULA
性別:
非公開
自己紹介:
和太鼓ユニット「RAHULA」(ラーフラ)

ATSUSHIとYUKAの二人で2006年8月結成。
国立音楽大学「どじょっこ合唱団」で知り合い、
2003年に神奈川県藤沢の神童太鼓に入会。
2006年7月の舞演会を最後にに退会。
その後和太鼓ユニット「RAHULA」を結成。
8月愛光病院夏祭りにて初お披露目。
祭、イベントへの出演の他、バンドサポートなどにも
参加。
2007年12月、RAHULA主宰のもと「鼓巴流楽団」(こはるがくだん)を結成。
和太鼓での活動に加え、歌・ピアノ・三線の編成での演奏活動も初め活動の幅を広げている。

ATSUSHIついーと
YUKAついーと
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