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和太鼓ユニット「RAHULA」がつづる日々の日記
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こはるのちゃんこ、第6話となります。
今回は「たんかしそうぐ」です。

たんかしそうぐってなに?という方の方が多いのではないでしょうか。
漢字で書くと「短下肢装具」となります。
漢字って便利ですよね。なんとなくイメージ湧くから。
ネットでちろっとみたら株式会社マキタ義肢製作所さんのホームページが
分かりやすいかも。
下肢装具って足をいろんな形でサポートする道具の一つに短下肢装具ってのが
あるんですね。
団員、奈月(以下なっちゃん)の娘が短下肢装具を使用しています。
歌詞をなっちゃんから送られてきた時、
これは娘を受け入れたなっちゃんにしか書けないなと思いました。
僕もゆかも普段は障害者施設に勤務しています。
たくさんのご家族を見てて、なかなかお子さんの障害を認められないご家庭や
お子さんの本当の姿を親という名のサングラスで隠して見てしまっている
親御さんの姿を見てきました。
もっと自分の子どもを信じて自由に羽ばたかせればいいのにと
思うことがたくさんあります。
僕の思いを押し付けるのは間違っていると思いますし、
育ててきたご家庭の苦労の気持ちに寄り添うこともできます。
まだまだ世間の目も冷たいですしね。
ただ支援している僕らはどんな家庭であれ本人に一番最善の支援をするのが
仕事だと思っています。
障害者支援の中でも難しい課題です。

2番の最初の歌詞、



悔しい気持ちも

償う想いも

抗う願いも抱えたけれど

当たり前のように受け入れたら

それより大きな愛しい想い



この歌詞は心にズーンときました。
なんかご家庭との関係に悩んでいた気持ちが
何を悩んでいるのかも分からなかった気持ちが
晴れた気がしました。

レコーディングで歌っているなっちゃんは
とってもたくましい母でした。
そして旦那さんのひーくんの大きな器も感じました。
あーこの夫婦なら娘も大丈夫だな、と思いました。
実際二人の娘は笑顔の可愛い泣き虫な子です。
とても幸せそうに生きてます。

なっちゃんとは何年の付き合いになるんですかね?
学生時代からゆかの後輩で一緒にいまして
今では家族同然のような付き合いをしています。
たまに僕の実家に「帰って」いますからね。
コロナ禍で演奏機会がなくなって会う機会も
少なくなってしまっていますが
もっともっと歌詞提供してもらって
一緒に和太鼓打ってじいさんばあさんになるまで
鼓巴流楽団続けていきたいですね。

曲のアレンジはね、
今までの鼓巴流楽団にはない雰囲気の曲を作ろうと考えていました。
Hiphop風にもっとしたかったんだけど
なかなか自分にあるものからはみ出すのが難しかったですね。
こはるのちゃんこの中でゆかのピアノを使っていない曲は
「たんかしそうぐ」と「だってオイラ」の2曲なんですよ。
鼓巴流楽団にとってゆかのピアノはいつも中心にあるもので
作曲もゆかのピアノから決めていくのが王道でした。
あえてピアノを使わずに何が出来るか楽しんでみました。
でもまだまだです。もっと勉強します。

なっちゃんの娘への大きな愛を歌った曲
「たんかしそうぐ」聞いてくださいね。





#和太鼓 #三線 #バンド #鼓巴流楽団 #RAHULA 
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プロフィール
HN:
RAHULA
性別:
非公開
自己紹介:
和太鼓ユニット「RAHULA」(ラーフラ)

ATSUSHIとYUKAの二人で2006年8月結成。
国立音楽大学「どじょっこ合唱団」で知り合い、
2003年に神奈川県藤沢の神童太鼓に入会。
2006年7月の舞演会を最後にに退会。
その後和太鼓ユニット「RAHULA」を結成。
8月愛光病院夏祭りにて初お披露目。
祭、イベントへの出演の他、バンドサポートなどにも
参加。
2007年12月、RAHULA主宰のもと「鼓巴流楽団」(こはるがくだん)を結成。
和太鼓での活動に加え、歌・ピアノ・三線の編成での演奏活動も初め活動の幅を広げている。

ATSUSHIついーと
YUKAついーと
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